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呻吟語 / 内篇・修身・無厭に死す

萬物安於知足,死於無厭。

新字:万物安於知足,死於無厭。

書き下し

萬物は知足に安んじ、無厭に死す。

現代語訳

あらゆるものは、足るを知るところで安らぎ、飽くことを知らないところで死にます。

解説

わずか十字の一段です。老子の知足の教えを、生死の一語で受け止め直しています。足るを知れば安らぎ、飽きを知らなければ死ぬ。人だけでなく万物と言っているところが特徴で、食べ過ぎる獣も伸びすぎる草も同じ理に従います。前に出てきた、限りある力で限りない欲と戦えば病んで死ぬという段と同じ結論に、別の道から着いています。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

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この章句が説くこと

知足欲限界安らぎ生死

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