呻吟語 / 内篇・修身・自是自私の四字
人一生大罪過只在「自是自私」四字。
書き下し
人一生の大罪過は只だ「自是自私」の四字に在り。
現代語訳
人の一生の大きな罪過は、ただ自分を正しいとし、自分を第一とする、この四文字にあります。
解説
一生の罪をたった四文字に絞ります。自分が正しいと思うことと、自分を優先すること。この二つが、あらゆる過ちの元だという見立てです。どちらも悪事ではなく、ごく自然な心の動きであるところが要点でしょう。だから誰も逃れられず、一生の課題になります。修身篇に並ぶ多くの戒めが、結局この四文字に集まっていくことが分かる一段です。
この章句が説くこと
自是自私罪過根本我
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