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呻吟語 / 内篇・修身・到頭個の甚麼の人と成る

少年只要想我見在幹些甚麼事,到頭成個甚麼人,這便有多少恨心!多少愧汗!如何放得自家過?

書き下し

少年は只だ我が見在幹す些の甚麼の事、到頭個の甚麼の人と成るかを想ふを要す。這れ便ち多少の恨心有り、多少の愧汗あらん。如何ぞ自家を放ち過ぐるを得んや。

現代語訳

若い人は、ただ自分が今どんな事をしていて、行き着く先でどんな人になるのかを考えるべきです。そう考えれば、どれほど悔しい思いがあり、どれほど恥の汗が出ることでしょう。どうして自分を放っておけるでしょうか。

解説

若者への呼びかけですが、内容は二つの問いだけです。今何をしているか、最後にどんな人になるか。この二つを並べて考えると、あいだの隔たりが見えて悔しさと恥が湧く、と言います。目標を立てよという励ましではなく、今と終わりを同時に見よという構えです。恥の汗という言い方が、実感を伴っています。今と終わりを同時に見よ、という二つの問いだけの段です。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

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この章句が説くこと

若年目標現在恥自覚

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