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呻吟語 / 内篇・談道・只だ內と本と有るのみ

內外本末交相培養,此語余所未喻。只有內與本,那外與末張主得甚?

新字:内外本末交相培養,此語余所未喻。只有内与本,那外与末張主得甚?

書き下し

內外本末交ごも相培養す、此の語は余の未だ喻らざる所なり。只だ內と本と有るのみ。那の外と末とは張主し得ること甚ぞ。

現代語訳

内と外、本と末は互いに養い合うのだという言い方が、私にはどうも腑に落ちません。あるのは内と本だけです。外と末のほうが何かを取り仕切れるものでしょうか。

解説

折衷的な言い方に、正面から異を唱えます。内と外が互いに養い合うと言えば角が立ちませんが、それでは主従が消えてしまう。呂坤は主人は内と本の側だけだと言い切ります。余の未だ喩らざる所という言い方で、分からないと自分の側に置きながら反論するのが上手いところです。バランス論に逃げずに順序をつける態度が見えます。

この章句が説くこと

内外本末主従折衷順序

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