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呻吟語 / 内篇・談道・氣は即ち是れ理なり

宇宙內主張萬物底只是一塊氣,氣即是理。理者,氣之自然者也。

新字:宇宙内主張万物底只是一塊気,気即是理。理者,気之自然者也。

書き下し

宇宙の內、萬物を主張する底は只だ是れ一塊の氣なり。氣は即ち是れ理なり。理なる者は、氣の自然なる者なり。

現代語訳

宇宙の内で万物を取り仕切っているのは、ただ一かたまりの気です。気がそのまま理です。理というのは、気が自然にそうなっているありようのことです。

解説

理と気を二つに分ける当時の主流に対し、呂坤は理は気のありようだと言い切ります。気の外に理という別物があるのではない。この立場を取ると、道理は現実から離れた場所に置けなくなります。理想を現実の上に掲げて裁くのではなく、現実の動き方の中に道理を読むことになる。呻吟語が観念的にならない理由の一つが、この短い一段にあります。

この章句が説くこと

自然現実宇宙

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