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呻吟語 / 内篇・談道・陽に向かふ者は先に發し、陰に向かふ者は後に枯る

陽道生,陰道養。故向陽者先發,向陰者後枯。

新字:陽道生,陰道養。故向陽者先発,向陰者後枯。

書き下し

陽道は生じ、陰道は養ふ。故に陽に向かふ者は先に發し、陰に向かふ者は後に枯る。

現代語訳

陽の道は生み、陰の道は養います。ですから陽に向かうものは先に芽を出し、陰に向かうものは後まで枯れません。

解説

陽と陰の働きが、生むことと養うことに振り分けられます。そして結果が観察として示されます。日の当たる側は早く芽吹き、日陰の側は遅くまで枯れない。早く出るものと長く保つものが違うという指摘で、前に置かれた、陰は存続させ陽は滅ぼす、という一段と同じ見方です。速さと持続を両立させない自然の姿が、二十一字に収められています。

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