古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

呻吟語 / 内篇・倫理・禮を守るは愧づるに足らず

守禮不足愧,抗於禮乃可愧也。禮當下則下,何愧之有?

新字:守礼不足愧,抗於礼乃可愧也。礼当下則下,何愧之有?

書き下し

禮を守るは愧づるに足らず、禮に抗するは乃ち愧づ可きなり。禮の當に下るべくんば則ち下る、何の愧か之れ有らん。

現代語訳

礼を守ることは恥じるに足りません。礼に逆らうことこそ恥じるべきです。礼として下るべきなら下る。何の恥がありましょうか。

解説

へりくだることを恥と思う感覚が、正面から否定されます。恥ずべきは礼に逆らうことであって、礼に従って下ることではない、と。二十五字の短い一段ですが、地位や面子にこだわる人への当て身になっています。従うか逆らうかを、自分の体面ではなく礼という基準で決める。前段で礼を愛する思いが名を愛する思いに勝ると述べたのと、同じ姿勢です。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

本の中身を見る

この章句が説くこと

守礼抗礼恥面子基準

関連する章句

本2冊(人生の方程式・人生の教科書)+師導1か月=700円本を見る