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呻吟語 / 内篇・存心・吾が心は原と止水、世態は浮雲に任す

吾心原止水,世態任浮雲。

書き下し

吾が心は原と止水、世態は浮雲に任す。

現代語訳

私の心はもともと止まった水。世のありさまは浮かぶ雲に任せます。

解説

存心篇の最後に置かれた十二字です。心は止まった水、世のありさまは浮かぶ雲。止水は動かない自分、浮雲は移り変わる世間を指します。そして任すという一字が効いています。争わず、追わず、そのままにしておく。冒頭に置かれた天秤の比喩から始まった存心篇が、最後は止水と浮雲という静かな二語で閉じられます。雲を追うか、水のままでいるか。日々の心の置き所が問われています。
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この章句が説くこと

止水浮雲世態不動結び

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