呻吟語 / 内篇・存心・神明たる七尺の體、天地たる一腔の心
神明七尺體,天地一腔心。
新字:神明七尺体,天地一腔心。
書き下し
神明たる七尺の體、天地たる一腔の心。
現代語訳
神のように明らかな七尺の体、天地のように広い一つの胸の心。
解説
十二字の対句で、身と心が最大限に引き上げられます。七尺の体が神のように明らかであり、一つの胸の心が天地のように広い。前に置かれた、全身に罪はなく心だけが問題だ、という一段とは逆に、ここでは両方が肯定的に描かれます。人の体と心が本来どれほどのものかを示す一句で、目指す姿の見取り図になっています。志を低く持つ理由がない、と静かに告げているようにも読めます。
この章句が説くこと
七尺神明一腔天地本来
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