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呻吟語 / 内篇・存心・只だ是れ理を怕る

大丈夫不怕人,只是怕理;不恃人,只是恃道。

書き下し

大丈夫は人を怕れず、只だ是れ理を怕る。人を恃まず、只だ是れ道を恃む。

現代語訳

立派な人物は人を恐れず、ただ道理を恐れます。人を頼りにせず、ただ道を頼りにします。

解説

恐れる先と頼る先が、どちらも人から道理へ移されます。人を恐れないと言われると強気の話に聞こえますが、すぐに道理を恐れると続くので、恐れが無くなったのではなく向き先が変わったのだと分かります。頼りについても同じ形です。人に左右されない生き方が、無頼ではなく、別のものに従うことによって成り立つと示されています。

この章句が説くこと

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