古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

呻吟語 / 内篇・存心・是れ邊見か、是れ天則か

學術以不愧於心、無惡於志為第一。也要點檢這心志,是天理?是人欲?便是天理,也要點檢是邊見?是天則?

新字:学術以不愧於心、無悪於志為第一。也要点検這心志,是天理?是人欲?便是天理,也要点検是辺見?是天則?

書き下し

學術は心に愧ぢず、志に惡む無きを以て第一と為す。也た這の心志を點檢せんことを要す、是れ天理か、是れ人欲か。便ち是れ天理なるも、也た點檢せんことを要す、是れ邊見か、是れ天則か。

現代語訳

学問は、心に恥じず、志にいとうところが無いことを第一とします。しかしこの心と志も点検する必要があります。これは天の理か、人の欲か、と。たとえ天の理であっても、さらに点検する必要があります。これは偏った見方か、天の法か、と。

解説

点検が二段構えになっています。まず天の理か人の欲かを問う。これは誰でも思いつく点検です。しかしそこで終わらず、天の理だと分かってもなお問えと言われる。これは偏った見方か、天の法か、と。正しいつもりの信念こそ偏りでありうるという指摘で、前に置かれた、明らかな人の迷いは覚めにくい、という一段と響き合います。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

本の中身を見る

この章句が説くこと

学術点検天理人欲辺見

関連する章句

本2冊(人生の方程式・人生の教科書)+師導1か月=700円本を見る