呻吟語 / 内篇・存心・人の為に冤を辨じ謗を白すは、是れ第一の天理
為人辨冤白謗,是第一天理。
新字:為人弁冤白謗,是第一天理。
書き下し
人の為に冤を辨じ謗を白すは、是れ第一の天理なり。
現代語訳
人のために無実の罪を弁じ、そしりを晴らしてやることは、第一の天の理です。
解説
数ある善行のなかで、無実を晴らしてやることが第一に置かれます。十三字の短い一句ですが、順位づけとして強い主張です。恵むことでも助けることでもなく、濡れ衣を晴らすことが最上とされるのは、それが本人にはどうにもならない害だからでしょう。誤解されている人の側に立つという、勇気の要る行いが天理として位置づけられています。
この章句が説くこと
冤罪弁明順位天理擁護
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