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呻吟語 / 内篇・存心・恕心養ひて極處に到れば

恕心養到極處,只看得世間人都無罪過。

新字:恕心養到極処,只看得世間人都無罪過。

書き下し

恕心養ひて極處に到れば、只だ世間の人都て罪過無きを看得るのみ。

現代語訳

思いやりの心を養って極みに至れば、ただ世の中の人にはみな罪も過ちも無い、と見えるようになるだけです。

解説

恕を極めたときに見える風景が、一行で示されます。世の人にはみな罪も過ちも無いと見える、と。許すのではなく、そもそも咎めるべきものが見えなくなるという状態です。責める心が消えれば、責める対象も消える。前に置かれた、洗い清めれば天地に一つの塵も見えない、という一段と同じ形で、外の世界が自分の状態の写しになっています。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

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この章句が説くこと

恕極致無罪視界寛容

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