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呻吟語 / 内篇・存心・斯道の這個の擔子

斯道這個擔子,海內必有人負荷。有能概然自任者,願以綿弱筋骨助一肩之力,雖走僵死不恨。

新字:斯道這個担子,海内必有人負荷。有能概然自任者,願以綿弱筋骨助一肩之力,雖走僵死不恨。

書き下し

斯道の這個の擔子、海内に必ず人の負荷する有らん。能く概然として自ら任ずる者有らば、願はくは綿弱の筋骨を以て一肩の力を助けん、走り僵れ死すと雖も恨みず。

現代語訳

この道という荷物は、天下に必ず担ぐ人があるはずです。もし奮い立って自ら引き受ける者があるなら、私はか細い筋骨をもって一方の肩の力添えをしたい。走って倒れ死んでも悔いはありません。

解説

道を担ぐ者への呼びかけです。自分が担ぐとは言わず、担ぐ人がいたら片方の肩を貸したい、と言うところに位置取りが表れています。序で自分を病人と呼んだ人の言葉として読むと、か細い筋骨という自己認識も一貫しています。それでも走って倒れ死んでも悔いはないと結ぶ。控えめな申し出と、覚悟の強さが同居した一段です。

この章句が説くこと

斯道担荷加勢覚悟謙抑

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