古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

呻吟語 / 内篇・存心・只だ輕薄の心を脫し盡くせば、便ち天德に達す可し

只脫盡輕薄心,便可達天德。漢唐以下儒者,脫盡此二字,不多人。

新字:只脱尽軽薄心,便可達天徳。漢唐以下儒者,脱尽此二字,不多人。

書き下し

只だ輕薄の心を脫し盡くせば、便ち天德に達す可し。漢唐以下の儒者、此の二字を脫し盡くす者、多くは人あらず。

現代語訳

ただ軽薄な心を脱ぎ捨て尽くせば、それだけで天の徳に達することができます。漢や唐より後の儒者で、この二字を脱ぎ捨て尽くした者は、多くはありません。

解説

天の徳に達する条件が一つだけ挙げられます。軽薄を脱ぎ捨てること。それだけでよいと言い切ったうえで、しかし千年のあいだにそれを果たした儒者は多くない、と続きます。条件が一つで簡単に見えるのに、実際にはほとんど誰も達していないという落差が効いています。軽薄さは些細な欠点に見えて、抜くのが最も難しいという見立てです。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

本の中身を見る

この章句が説くこと

軽薄脱却天徳稀少難易

関連する章句

本2冊(人生の方程式・人生の教科書)+師導1か月=700円本を見る