古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

呻吟語 / 内篇・存心・惟だ理義の我が心を悅ばしむるのみ

未有甘心快意而不殃身者。惟理義之悅我心,卻步步是安樂境。

新字:未有甘心快意而不殃身者。惟理義之悦我心,却歩歩是安楽境。

書き下し

未だ甘心快意にして身に殃ひせざる者有らず。惟だ理義の我が心を悅ばしむるは、卻つて步步是れ安樂の境なり。

現代語訳

思いを遂げて気持ちよくなって、身に災いのなかった例はありません。ただ道理と義が自分の心を喜ばせるときだけは、一歩ごとに安らかで楽な境地です。

解説

快の二種類が対比されます。思いを遂げた気持ちよさには必ず災いがつくが、道理と義が心を喜ばせるときは一歩ごとに安楽だ、と。孟子の、理義の我が心を悦ばしむるは芻豢の我が口を悦ばしむるがごとし、が下敷きになっています。楽しむことを否定せず、どちらの楽しみを取るかという選択として示すので、禁欲の説教になっていません。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

本の中身を見る

この章句が説くこと

快意災い理義安楽選択

関連する章句

本2冊(人生の方程式・人生の教科書)+師導1か月=700円本を見る