古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

呻吟語 / 内篇・性命・性に二無く、氣質に著けば便ち雜る

水無渣,著土便濁;火無氣,著木便煙。性無二,著氣質便雜。

新字:水無渣,著土便濁;火無気,著木便煙。性無二,著気質便雑。

書き下し

水に渣無し、土に著けば便ち濁る。火に氣無し、木に著けば便ち煙る。性に二無し、氣質に著けば便ち雜る。

現代語訳

水にはにごりがなく、土に触れればにごります。火には臭いがなく、木に触れれば煙ります。性には二つがなく、気質に宿れば混じります。

解説

三つの並びで、性と気質の関係が一息に説明されます。水そのものはにごらず、火そのものは煙らない。にごりも煙も、触れた相手から来るのです。同じように性は本来一つなのに、気質に宿ると混じり物が出る。前の長論で立てた二本立てが、わずか二十八字の比喩に畳み込まれています。悪の出どころを性のせいにしない言い方でもあります。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

本の中身を見る

この章句が説くこと

水土火木性気質混入

関連する章句

本2冊(人生の方程式・人生の教科書)+師導1か月=700円本を見る