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呻吟語 / 内篇・性命・氣に終盡の時無し

氣,無終盡之時;形,無不毀之理。

新字:気,無終尽之時;形,無不毀之理。

書き下し

氣には、終盡の時無し。形には、毀れざるの理無し。

現代語訳

気には、尽きてしまうときがありません。形には、壊れないという道理がありません。

解説

わずか十六字で、気と形の性質が正反対に置かれます。気は尽きず、形は必ず壊れる。物としての体は滅びるが、その素である気は世界からなくならないという自然観です。個体の死を消滅ではなく形の解体として見る見方で、前の段の臨終の話とつながっています。短い一句ですが、呻吟語の世界の土台がここに置かれています。たった二句で世界観を置いてしまう、この書の書きぶりがよく出た一段です。

この章句が説くこと

不滅解体自然観

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