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呻吟語 / 序・當に三年の艾を求むべし

嗚呼!使予視息苟存,當求三年艾,健此餘生,何敢以㽸痼自棄?景澤,景澤,其尚醫予也夫!

新字:嗚呼!使予視息苟存,当求三年艾,健此余生,何敢以㽸痼自棄?景沢,景沢,其尚医予也夫!

書き下し

嗚呼、予をして視息苟くも存せしめば、當に三年の艾を求めて、此の餘生を健やかにすべし。何ぞ敢へて㽸痼を以て自ら棄てんや。景澤、景澤、其れ尚くは予を醫せよ。

現代語訳

ああ、私がかろうじて息をしているうちは、三年ものもぐさを求めて、この残りの命を健やかにすべきです。どうして長わずらいを口実に自分を捨ててよいでしょうか。景澤よ、景澤よ、どうか私を治してください。

解説

三年の艾は孟子の言葉で、七年の病を治すには三年寝かせたもぐさが要る、今からでも蓄え始めよ、という意味です。手遅れに見えるときこそ始めよという励ましが、自分に向けられています。長わずらいを言い訳にして自分を捨てない、という一句が序の結びの構えです。そして最後は友への呼びかけで終わる。書き終えてなお、自分は治される側だという姿勢が崩れていません。

この章句が説くこと

三年艾着手遅れ諦め

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