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詩経 / 周頌・臣工之什・振鷺

《振鷺》,二王之後來助祭也。 振鷺于飛,于彼西雝。我客戾止,亦有斯容。在彼無惡,在此無斁。庶幾夙夜,以永終譽。

新字:《振鷺》,二王之後来助祭也。 振鷺于飛,于彼西雝。我客戻止,亦有斯容。在彼無悪,在此無斁。庶幾夙夜,以永終誉。

書き下し

振鷺(しんろ)は、二王の後、来りて祭を助くるなり。 振鷺(しんろ)于(ここ)に飛ぶ、彼の西雝(せいよう)に于(おい)てす。我が客戻(いた)り止(とど)まる、亦斯の容有り。彼に在りて悪(にく)まるること無く、此に在りて斁(いと)わるること無し。庶幾(こいねが)わくは夙夜して、以て終誉(しゅうよ)を永くせん。

現代語訳

「振鷺」の詩は、二つの前王朝(夏と殷)の子孫が来て、周の祭りを助けたときの歌である。 白鷺の群れが飛び立つ、あの西の沢のほとりに。わが客人がここに来られた、その姿も白鷺のように清らかで美しい。あちらの国にいても憎まれることなく、こちらに来ても厭われることがない。どうか朝も夜も務めて、その誉れをいつまでも保たれますように。

解説

周の祭りに参列した客人を、白鷺の清らかな姿にたとえてたたえる周頌の歌である。毛詩序は、二王の後、すなわち周より前の王朝である夏の子孫(杞)と殷の子孫(宋)が祭りを助けに来たときの詩とする。周は滅ぼした前王朝の子孫を絶やさず、国を与えて祖先の祭りを続けさせ、客人として礼遇した。この詩はその客人を、自国でも周でも嫌われることのない徳ある人としてたたえ、その誉れが長く続くことを願う。敗れた側の子孫を敵としてではなく賓客として遇するという周の姿勢は、次の「有客」にも表れている。勝者が敗者の誇りを保たせることで、長い和が生まれる。白鷺の群れが舞う情景は、その和やかな関係を美しく映し出している。

この章句が説くこと

詩経白鷺客周頌祭祀

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