司馬法 / 用眾
凡戰:先則弊,後則懾,息則怠,不息亦弊,息久亦反其懾。
新字:凡戦:先則弊,後則懾,息則怠,不息亦弊,息久亦反其懾。
書き下し
凡そ戦いは、先んずれば則ち弊(つか)れ、後るれば則ち懾(おそ)れ、息(いこ)えば則ち怠り、息わざるも亦弊れ、息うこと久しきも亦其の懾に反る。
現代語訳
およそ戦いにおいては、早すぎれば疲弊し、遅すぎれば怯え萎縮する。休みすぎれば怠慢になり、休まなさすぎても疲弊し、休みが長すぎても、それはまた怯えた状態に転じてしまう。
解説
早く動きすぎれば疲れ果て、遅れて動けば及び腰になる。休みすぎれば気が緩み、休まなすぎても疲弊し、休みが長すぎればかえって及び腰の状態に逆戻りしてしまう。物事に取り組む速さや休息の取り方には、ちょうどよい間合いがあるという指摘であり、仕事のペース配分や体調管理にもそのまま重なる。早すぎても遅すぎても、休みすぎても休まなさすぎても、うまくいかない。
この章句が説くこと
間合いペース配分疲弊
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