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司馬法 / 嚴位

人有勝心,惟敵之視;人有畏心,惟畏之視。

書き下し

人に勝心有れば、惟(た)だ敵をこれ視る。人に畏心有れば、惟だ畏をこれ視る。

現代語訳

人は勝とうとする心があれば、ひたすら勝機だけが目に入る。人は恐れる心があれば、ひたすら恐ろしいものだけが目に入る。

解説

人は勝とうという心を持てば、目の前の状況の中に勝機や好機ばかりが見えてくる。反対に恐れる心を持てば、同じ状況の中に恐ろしい材料ばかりが目につくようになる。見えているものが違うのではなく、心の持ちようが見え方そのものを決めているのである。難しい仕事や苦手な相手との対話に臨むとき、自分が今どちらの心で状況を眺めているかを問い直す価値がある。

この章句が説くこと

心理認知勝心畏心

この一句を、あなたの毎日に。

古典の教えを、今の状況に当てはめて考えてみる——師導があなたの学びと選択を支えます。

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