司馬法 / 定爵
用其所欲,行其所能,廢其不欲不能,
新字:用其所欲,行其所能,廃其不欲不能,
書き下し
其の欲する所を用い、其の能くする所を行わしめ、其の欲せず能くせざる所を廃す。
現代語訳
その人が望むことを用い、その人ができることを行わせ、望まないこと・できないことは求めない。
解説
人には得手不得手があり、望むことと望まないことがある。司馬法は、その人が望み、かつできることを任せ、望まずできないことは求めるなという用人の要諦を説く。これは軍の話にとどまらず、職場で部下や同僚に仕事を割り振る場面、あるいは家族に何かを頼む場面にもそのまま当てはまる。相手の意欲と能力を無視した割り当ては長続きせず、結局は自分がしわ寄せを引き受けることになりやすい。
この章句が説くこと
適材適所意欲用人
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