司馬法 / 仁本
同患同利以合諸侯,比小事大以和諸侯。
書き下し
患いを同じくし利を同じくして以て諸侯を合し、小に比(した)しみ大に事(つか)えて以て諸侯を和す。
現代語訳
苦難を共にし利益を共にすることで諸侯を結びつけ、小国に親しみ大国に仕えることで諸侯を和合させる。
解説
苦しみを共にし利益を分かち合うことで諸侯をまとめ、小さな国を助け大きな国がそれに応えることで全体を和合させるという組織連携の知恵を説く句である。立場の強弱がある集団をまとめるには、苦楽を共有する体験と、強い者が弱い者を軽んじない姿勢の両方が要る。職場やチームでも、都合のよい時だけ協力を求めるのではなく、日頃から損得を分かち合う関係が結束を支える。

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説苑・雜言孔子曰く、「賢に依れば固より困しまず、富に依れば固より窮せず、馬の趼斬すれども復た行く者は何ぞ、輔足の衆きを以てなり」と。
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孫子・地形篇夫れ勢均しきに、一を以て十を撃つを、走と曰う。卒強く吏弱きを、弛と曰う。吏強く卒弱きを、陥と曰う。大吏怒りて服せず、敵に遇いて懟みて自ら戦い、将其の能を知らざるを、崩と曰う。将弱くして厳ならず、教道明らかならず、吏卒常無く、兵を陳ぬること縦横なるを、乱と曰う。将敵を料る能わず、少を以て衆に合い、弱を以て強を撃ち、兵に選鋒無きを、北と曰う。凡そ此の六者は、敗の道なり。将の至任、察せざるべからず。
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『洗心洞箚記』卷上・第百七十一條周官の正しきは、即ち六官各其の職を恪守するに在り。而して其の神は乃ち六職互ひに聯なりて其の事を助くるに在り。各其の職を恪守するは、衰季と雖も猶能くす。其の事を聯助するに至りては、則ち成周の純臣に非ずんば、孰か能く相和して其の用を神にせんや。
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