司馬法 / 仁本
同患同利以合諸侯,比小事大以和諸侯。
書き下し
患いを同じくし利を同じくして以て諸侯を合し、小に比(した)しみ大に事(つか)えて以て諸侯を和す。
現代語訳
苦難を共にし利益を共にすることで諸侯を結びつけ、小国に親しみ大国に仕えることで諸侯を和合させる。
解説
苦しみを共にし利益を分かち合うことで諸侯をまとめ、小さな国を助け大きな国がそれに応えることで全体を和合させるという組織連携の知恵を説く句である。立場の強弱がある集団をまとめるには、苦楽を共有する体験と、強い者が弱い者を軽んじない姿勢の両方が要る。職場やチームでも、都合のよい時だけ協力を求めるのではなく、日頃から損得を分かち合う関係が結束を支える。
この章句が説くこと
連携協調信頼関係
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