説苑 / 雜言
孔子曰:「依賢固不困,依富固不窮,馬趼斬而復行者何,以輔足眾也。」
新字:孔子曰:「依賢固不困,依富固不窮,馬趼斬而復行者何,以輔足衆也。」
書き下し
孔子曰く、「賢に依れば固より困しまず、富に依れば固より窮せず、馬の趼斬すれども復た行く者は何ぞ、輔足の衆きを以てなり」と。
現代語訳
孔子は言った。「賢者に頼っていれば、もとより困窮することはなく、富める者に頼っていれば、もとより行き詰まることはない。馬の足の裏にたこができ傷ついてもなお歩み続けられるのは何故か。それは支え助ける仲間の足が多いからである」と。
解説
一頭の馬が足を痛めても群れの中では歩み続けられるのは、他の馬たちの足に支えられているからだという比喩は、個人の力の限界を仲間や周囲との連携によって補うことの価値を説く。現代の仕事や人生においても、一人の力だけでは乗り越えられない困難も、頼れる仲間や支援者のネットワークがあれば乗り切ることができる。この章の教訓は、賢者や富める者との関係を築いておくことが困窮を防ぐ保険となるように、日頃から支え合える関係を周囲に築いておくことこそが、自分が傷つき弱った時にも歩み続けられる力の源になるということである。

人生を、一行の式にしてみた。
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本の中身を見るこの章句が説くこと
支え合い連携困窮への備え
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