司馬法 / 仁本
以戰去戰,雖戰可也。
新字:以戦去戦,雖戦可也。
書き下し
戦を以て戦を去らば、戦と雖も可なり。
現代語訳
戦をもって戦をなくすのであれば、戦であっても許される。
解説
争いをなくすための争いは正当だという「以戦止戦」の思想を端的に示す句である。戦い自体を目的にするのではなく、これ以上の対立や被害を防ぐための最終手段として用いるならば、それは責められるものではないという判断基準を示している。仕事上の対立や交渉でも、相手を打ち負かすことが目的化していないか、何のための衝突かを問い直す視点として読める。
この章句が説くこと
以戦止戦正当性目的