古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

論語 / 述而篇

子以四教:文、行、忠、信。

書き下し

子、四つを以て教う。文・行・忠・信。

現代語訳

先生は四つのことを教えた。学問、実践、まごころ、信義である。

解説

孔子の教育課程を、弟子が四語にまとめた。並び順に意味がある。文は知識、行はそれを実際にやること、忠は自分の内側を尽くすこと、信は他者との約束を守ること。外から内へ、そして再び他者へと向かう構造になっている。知識から始まるが、そこで終わらない。行に移し、内面の誠実さを鍛え、最後に他人との関係で試される。現代の人材育成と比べると、後半二つが弱いことに気づく。研修は文を教え、OJTは行を鍛える。だが忠と信を扱う仕組みは、たいていの組織に無い。評価制度は成果を測るが、真心と誠実さは測りにくいので落とされる。落としたものは育たない。四つのうち二つしか扱っていないことを自覚するだけでも、育成の見え方は変わる。

論語の全501章を、手元に置ける一覧に。

全章の原文・書き下し・現代語訳を篇の順に並べた印刷用PDF(A4・約130頁)。よく引かれる名言43句には★と一覧表付き。480円。

中身を見る

この章句が説くこと

教育四教文行忠信育成評価

関連する章句

論語の全501章を原文・書き下し・現代語訳で一覧に(PDF・480円)中身を見る