李衛公問対 / 卷下
分不分,為縻軍;聚不聚,為孤旅。
書き下し
分かつべくして分たざるは、縻軍と為る。聚まるべくして聚まらざるは、孤旅と為る。
現代語訳
分散すべき時に分散できなければ、身動きの取れない軍隊になる。集結すべき時に集結できなければ、孤立した部隊になる。
解説
状況に応じた判断のタイミングを見誤ることの危うさを説いている。分けるべき場面で一つにまとまったままでは身動きが取れず、まとまるべき場面でばらばらのままでは孤立して弱くなる。仕事の役割分担でも、力を集中すべき時に個々がばらばらに動いていたり、逆に個別に動くべき時に足並みを揃えようとしすぎたりすれば、どちらも本来の力を発揮できない。今の状況が分散と集結のどちらを求めているかを見極める視点が要る。
この章句が説くこと
分散集結判断
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