李衛公問対 / 卷中
絕而不離,却而不散。
新字:絶而不離,却而不散。
書き下し
絶えて離れず、却きて散ぜず。
現代語訳
たとえ隊列が分断されても心は離れず、たとえ退却しても組織としてはばらばらにならない。
解説
物理的に離れ離れになっても結びつきが切れず、後退という不利な局面でも崩れないことこそ、組織の強さの本質だと李靖は説く。うまくいっている時にまとまるのは誰にでもできるが、真価が問われるのは分断や後退といった苦しい局面である。仕事のチームでも、離れた場所で働く時や、計画通りにいかず後退を余儀なくされた時にこそ、日頃培った信頼関係や共通の目的意識が試される。形が崩れても芯が保たれているかを問う言葉である。
この章句が説くこと
結束苦境信頼
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