宋名臣言行録 / 後集巻十・韓維
神宗嘗與公論天下事語及功名公曰聖人功名因事始見不可有功名心神宗拱手稱善
新字:神宗嘗与公論天下事語及功名公曰聖人功名因事始見不可有功名心神宗拱手称善
書き下し
神宗嘗て公と天下の事を論じ、語功名に及ぶ。公曰く、聖人の功名は事に因りて始めて見る。功名の心有る可からずと。神宗拱手して善しと稱す。
現代語訳
神宗がかつて公と天下の事を論じ、話が功名に及んだ。公は言った。「聖人の功名は、事に応じてはじめて現れるものです。功名を求める心があってはなりません」。神宗は手を組んで、よい言葉だと称えた。
解説
三十五字です。功名を否定していません。順序を言い直しただけでした。**聖人の功名は、事に応じてはじめて現れるものです。**目の前の事を処理した結果として、後から付いてくる。そして先に来てはならないものを一つ挙げます。**功名を求める心があってはなりません。**名を目的にすると、名が立つ仕事を選ぶようになります。事の側ではなく、自分の側から選び始める。若い天子への一言でした。
この章句が説くこと
神宗嘗て公と天下の事を論じ語功名に及ぶ聖人の功名は事に因りて始めて見る功名の心有る可からず神宗拱手して善しと称す功名動機
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