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宋名臣言行録 / 後集巻七・司馬光

吕晦叔曰昨使契丹虜中接伴問副使狄諮曰司馬中丞今為何官諮曰今為翰林兼侍讀虜曰不為中丞邪聞是人甚忠亮

新字:呂晦叔曰昨使契丹虜中接伴問副使狄諮曰司馬中丞今為何官諮曰今為翰林兼侍読虜曰不為中丞邪聞是人甚忠亮

書き下し

呂晦叔曰く、昨契丹に使いす。虜中の接伴、副使狄諮に問いて曰く、司馬中丞は今何の官と爲るやと。諮曰く、今翰林と爲り侍讀を兼ぬと。虜曰く、中丞と爲らざるか。聞くならく是の人は甚だ忠亮なりとと。

現代語訳

呂公著が言った。「先ごろ契丹に使いした。かの地の接待役が、副使の狄諮に問うて言った。『司馬中丞は、いま何の官についておられるか』。狄諮は言った。『いま翰林となり、侍読を兼ねている』。契丹の者は言った。『中丞ではなくなったのか。聞くところでは、あの人はたいそう忠実で明るい人物だとか』」。

解説

四十八字です。異国の接待役が、こちらの官職の異動を追いかけていました。しかも惜しむ言い方をしています。**中丞ではなくなったのか。**御史中丞は、天子の耳目を統べる職です。そこにいるかどうかを気にしている。**聞くところでは、あの人はたいそう忠実で明るい人物だとか。**評判は国境を越えていました。同じことが、韓琦にも富弼にも記録されています。この書は、外から見た評価をたびたび置きます。

この章句が説くこと

昨契丹に使いす虜中の接伴副使狄諮に問う司馬中丞は今何の官と為るや今翰林と為り侍読を兼ぬ中丞と為らざるか聞くならく是の人は甚だ忠亮なり評判外交

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