宋名臣言行録 / 後集巻六・曾公亮
與韓忠獻力贊仁宗早建皇子以為天下萬世之本前此固有言者未之開納至是感悟儲貳乃定
新字:与韓忠献力賛仁宗早建皇子以為天下万世之本前此固有言者未之開納至是感悟儲貳乃定
書き下し
韓忠獻と力めて仁宗の早く皇子を建つるを贊け、以て天下萬世の本と爲す。此より前、固より言う者有りしも、未だ之を開納せず。是に至りて感悟し、儲貳乃ち定まる。
現代語訳
韓琦とともに力を尽くして、仁宗が早く皇子を立てることを助け、それをもって天下万世の根本とした。これより前にも、もとより言う者はあったが、まだ聞き入れられていなかった。ここに至って心を動かされ、後継の位はそこで定まった。
解説
三十八字ですが、この書を読み進めてきた人には重い一条です。**これより前にも、もとより言う者はあったが、まだ聞き入れられていなかった。**范鎮が十九通を出して髪を白くし、韓琦が孔光伝を抱えて説き、富弼と文彦博が議に加わりました。誰の功とも書いていません。**ここに至って心を動かされ、後継の位はそこで定まった。**通ったときには、通した一人ではなく、積み上げた全員が背後にいます。
この章句が説くこと
韓忠献と力めて仁宗の早く皇子を建つるを賛く以て天下万世の本と為す此より前固より言う者有りしも未だ之を開納せず是に至りて感悟し儲貳乃ち定まる後継蓄積
関連する章句
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説苑・說叢時至らざれば、強いて生ずべからず。事究めざれば、強いて求むべからず。貞良にして亡ぶるは、先人の餘殃なり。猖獗にして活くるは、先人の餘烈なり。權は重きを取り、澤は長きを取る。才賢にして任輕ければ則ち名有り、不肖にして任大なれば身死し名廢る。
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論語・郷党篇色みて斯に挙がり、翔りて後に集まる。曰く、「山梁の雌雉、時なるかな、時なるかな。」子路之を共す。三たび嗅ぎて作つ。
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説苑・說叢時なるかな、時なるかな。間謀に及ばず。時の極みに至れば、間息を容れず。勞して體せざれば、亦た將に自ら息わんとす。有りて施さざれば、亦た將に自ら得んとす。
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呂氏春秋・愼人②舜の耕漁せしときも、其の賢不肖は天子為ると同じ。其の未だ時に遇わざるや、其の徒屬を以て、地財を掘り、水利を取り、蒲葦を編み、罘網を結び、手足胼胝するも居まず。然る後に凍餒の患いを免れたり。其の時に遇うや、登りて天子と為り、賢士之に歸し、萬民之を譽め、丈夫女子、振振殷殷として、戴き説ばざるは無し。舜自ら詩を為りて曰く、「普天の下、王土に非ざるは莫し。率土の濱、王臣に非ざるは莫し。」盡く之を有するを見わす所以なり。盡く之を有するも、賢なること加わるに非ざるなり。盡く之れ無きも、賢なること損するに非ざるなり。時然らしむるなり。
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