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宋名臣言行録 / 後集巻五・唐介

張堯佐者以進士擢第累官至員外郎知開州㑹其姪女有寵於仁宗遂驟遷一日中除宣徽節度景靈羣牧使介上疏引楊國忠為戒又與諌官包拯吳奎等七人論列殿上卒奪堯佐宣徽景靈兩使特加介六品服以旌敢言

新字:張堯佐者以進士擢第累官至員外郎知開州会其姪女有寵於仁宗遂驟遷一日中除宣徽節度景霊羣牧使介上疏引楊国忠為戒又与諌官包拯呉奎等七人論列殿上卒奪堯佐宣徽景霊両使特加介六品服以旌敢言

書き下し

張堯佐なる者、進士を以て擢第し、累官して員外郎に至り開州を知す。會ミ其の姪女仁宗に寵有り、遂に驟かに遷る。一日中に宣徽・節度・景靈・羣牧使を除す。介上疏して楊國忠を引きて戒めと爲す。又た諫官包拯・吳奎等七人と殿上に論列す。卒に堯佐の宣徽・景靈の兩使を奪い、特に介に六品の服を加えて以て敢えて言うを旌す。

現代語訳

張堯佐という者は、進士に及第し、官を重ねて員外郎に至り開州の知事となった。たまたまその姪の娘が仁宗の寵愛を受け、そこで急激に昇進した。一日のうちに宣徽使・節度使・景霊使・群牧使に任じられた。唐介は上疏して楊国忠を引き合いに出して戒めとした。また諫官の包拯・呉奎ら七人とともに殿上で論じ立てた。ついに張堯佐から宣徽・景霊の二つの使職を取り上げ、特に唐介に六品の服を加えて、あえて発言したことを表彰した。

解説

外戚の抜擢が、速度で分かる条です。一日のうちに宣徽使・節度使・景霊使・群牧使に任じられた。一つずつなら通ったかもしれません。四つ同時だから、誰の目にも縁故と見えます。持ち出した先例も一つだけでした。楊国忠を引き合いに出して戒めとした。楊貴妃の縁で権を握り、唐を傾けた人物です。名前を出せばそれ以上の説明は要りません。結果は二つ剥がして決着し、言った側は表彰されました。

この章句が説くこと

会ミ其の姪女仁宗に寵有り遂に驟かに遷る一日中に宣徽節度景霊羣牧使を除す介上疏して楊国忠を引きて戒めと為す卒に堯佐の宣徽景霊の両使を奪い特に介に六品の服を加えて以て敢えて言うを旌す外戚抜擢

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