宋名臣言行録 / 後集巻二・歐陽修
知青州諸縣散青苖錢公乞令民止納本錢以示不為利罷提舉管勾官聽民以願請不報
新字:知青州諸県散青苖銭公乞令民止納本銭以示不為利罷提舉管勾官聴民以願請不報
書き下し
青州を知す。諸縣青苗錢を散ず。公、民をして止だ本錢を納れしめ、以て利を爲さざるを示さんことを乞う。提舉管勾の官を罷め、民の願うを以て請うを聽さんことを乞う。報ぜられず。
現代語訳
青州の知事となった。諸県が青苗銭を貸し出していた。欧陽脩は、民には元金だけを納めさせて、利を取るためではないことを示すよう願い出た。また督励担当の官を廃止し、民が望むままに借り入れを申し込めるようにするよう願った。返事はなかった。
解説
青苗法への対し方が、三人でそれぞれ違います。韓琦は利率で論じ、富弼は借り手の実態で論じて執行を止めました。欧陽脩がしたのは、制度の形を残したまま二か所を外す提案です。**元金だけを納めさせて、利を取るためではないことを示す。****督励担当の官を廃止し、民が望むままに借り入れを申し込めるようにする。**利と、割り当てのための人員。この二つが取れれば、残るのは本来の貸付です。廃止を求めていないのに、通りませんでした。**返事はなかった。**
この章句が説くこと
諸県青苗銭を散ず公民をして止だ本銭を納れしめ以て利を為さざるを示さんことを乞う提舉管勾の官を罷め民の願うを以て請うを聴さんことを乞う報ぜられず貸付利