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宋名臣言行録 / 前集巻九・孫奭

奭舉動方重論議有根柢不肯詭隨雷同真宗巳封禪羣臣皆歌誦盛徳獨公正言諫争毅然有古風采

新字:奭舉動方重論議有根柢不肯詭随雷同真宗巳封禅羣臣皆歌誦盛徳独公正言諫争毅然有古風采

書き下し

奭の舉動は方重にして、論議に根柢有り。詭隨・雷同を肯んぜず。真宗巳に封禪す。羣臣皆な盛徳を歌誦す。獨り公のみ正言・諫争し、毅然として古の風采有り。

現代語訳

孫奭の立ち居振る舞いは端正で重々しく、議論には根拠があった。おもねって従うことも、他人に調子を合わせることも承知しなかった。真宗がすでに封禅を行った。群臣はみな盛んな徳を歌い称えた。ただ公だけが正しく言い、諫めて争って、毅然として古の風格があった。

解説

四十字の条です。**議論には根拠があった。おもねって従うことも、他人に調子を合わせることも承知しなかった。**そして場面が置かれます。**封禅が終わって、群臣がみな盛んな徳を歌い称えているなか、ただ公だけが正しく言い、諫めて争った。**終わったことを称える場です。もう止められません。それでも言った、という記録になっています。

この章句が説くこと

論議に根柢有り詭随雷同を肯んぜず羣臣皆な盛徳を歌誦す独り公のみ正言諫争し毅然として古の風采有り根拠同調諫言

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