宋名臣言行録 / 前集巻六・晏殊
自公復召用而元昊反師出陜西天下弊於兵公數建利害請罷監軍兼以陣圖授諸將使得應敵為攻守及制財用為出入之要皆有法天子悉為施行
新字:自公復召用而元昊反師出陜西天下弊於兵公数建利害請罷監軍兼以陣図授諸将使得応敵為攻守及制財用為出入之要皆有法天子悉為施行
書き下し
公の復た召用せられしより、元昊反す。師、陜西に出づ。天下、兵に弊る。公、數々利害を建て、監軍を罷めんことを請う。兼ねて陣圖を以て諸將に授け、敵に應じて攻守を為すを得しむ。及び財用を制して出入の要と為す。皆な法有り。天子悉く為に施行す。
現代語訳
公がふたたび召し出されて用いられてから、趙元昊が叛いた。軍が陝西に出た。天下は戦で疲弊した。公はしばしば利害を述べ、監軍の職を廃止するよう求めた。あわせて陣立ての図を諸将に授け、敵に応じて攻守を判断できるようにした。そして財用を制して収支の要とした。どれにも法があった。天子はすべてそのとおり実行した。
解説
三つの手を並べた条です。監軍の廃止が最初に来ています。将軍を監視する役を外す、ということです。次が陣立ての図を諸将に授けて、敵に応じて攻守を判断できるようにした。図を渡して縛るのではなく、判断を返している。三つ目が収支の管理でした。どれにも法があった、と。現場に返すほうへ二つ、締めるほうへ一つ、という組み合わせです。
この章句が説くこと
公数々利害を建て監軍を罷めんことを請う陣図を以て諸将に授け敵に応じて攻守を為すを得しむ財用を制して出入の要と為す皆な法有り権限現場財政
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