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宋名臣言行録 / 前集巻六・吕夷簡

上嘗大書方正忠良四字以賜及書懐忠之碑以賜

書き下し

上、嘗て大いに方正忠良の四字を書して以て賜う。及び懐忠の碑を書して以て賜う。

現代語訳

帝はかつて「方正忠良」の四字を大書して賜った。そして「懐忠」の碑を書いて賜った。

解説

二十字だけの条です。「方正忠良」の四字を大書して賜り、「懐忠」の碑を書いて賜った。前の条の弔辞が「万事を治め四方の辺境を捌く」という働きぶりを挙げたのに対し、生前に贈られた字は人柄のほうでした。方正・忠良・懐忠——この人の記録には権謀の条がいくつも並んでいます。それでも皇帝が贈った字は、こう書かれている。評価は一つに揃わない、ということが分かる並びです。

この章句が説くこと

上嘗て大いに方正忠良の四字を書して以て賜う及び懐忠の碑を書して以て賜う評価賜書人柄落差

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