宋名臣言行録 / 前集巻三・張詠
謂李畋曰大小之事皆須用智智猶水也不流則腐凡百不用智則臨大事之際寧有智來
新字:謂李畋曰大小之事皆須用智智猶水也不流則腐凡百不用智則臨大事之際寧有智来
書き下し
李畋に謂いて曰く、大小の事、皆な須らく智を用うべし。智は猶お水のごときなり。流れずんば則ち腐る。凡百、智を用いずんば、則ち大事に臨むの際、寧んぞ智の來る有らんやと。
現代語訳
李畋に言った。「大きな事も小さな事も、みな智を使わなければならない。智は水のようなものだ。流れなければ腐る。何事にも智を使わずにいれば、大事に臨んだそのときに、どうして智が湧いてくるだろうか」。
解説
三十五字で、智を水に喩えた条です。**智は水のようなもので、流れなければ腐る。**そして結論が実際的です。ふだん使わずにいて、大事の日に湧いてくるわけがない、と。大小を問わず使え、というのは小さな事にも頭を使えという意味ではなく、使い続けていないと肝心のときに出てこない、という順序の話になっています。
この章句が説くこと
智は猶お水のごときなり流れずんば則ち腐る大小の事皆な須らく智を用うべし大事に臨むの際寧んぞ智の来る有らんや思考鍛錬習慣
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