宋名臣言行録 / 前集巻三・陳恕
恕長于心計為鹽鐵使釐去宿弊大益興利太宗深器之嘗御筆題殿柱曰真鹽鐵陳恕
新字:恕長于心計為塩鉄使釐去宿弊大益興利太宗深器之嘗御筆題殿柱曰真塩鉄陳恕
書き下し
恕は心計に長ず。鹽鐵使と為り、宿弊を釐去して大いに興利を益す。太宗深く之を器とす。嘗て御筆もて殿柱に題して曰く、真の鹽鐵陳恕と。
現代語訳
陳恕は財務の計算に長けていた。塩鉄使となって、長年の弊害を取り除き、大いに利を興すことを増やした。太宗は深くこれを重んじた。かつて自ら筆を執って殿の柱に書きつけた。「まことの塩鉄、陳恕」。
解説
三十四字の条です。皇帝が殿の柱に直接書きつけました。**まことの塩鉄、陳恕。**官職名と人名を並べただけの六文字です。詔でも辞令でもありません。この職はこの人のものだ、という書き方で、しかも柱に残る。人を褒める形として、これ以上短いものはなかなかありません。
この章句が説くこと
真の塩鉄陳恕宿弊を釐去して大いに興利を益す嘗て御筆もて殿柱に題す専門評価財政
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