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宋名臣言行録 / 前集巻一・李昉

太宗時與宋琪同建議復時政記月終送史館先進御而後付有司時政記進御自昉始也

新字:太宗時与宋琪同建議復時政記月終送史館先進御而後付有司時政記進御自昉始也

書き下し

太宗の時、宋琪と同に議を建て、時政記を復し、月終に史館に送り、先ず御に進めて而る後に有司に付す。時政記の御に進むるは昉より始まるなり。

現代語訳

太宗の時、宋琪とともに議を立てて時政記を復活させ、月末に史館へ送り、まず天子に差し出したうえで役所に渡すこととした。時政記を天子に差し出すのは、李昉から始まったのである。

解説

政務の記録を復活させ、その回し方を決めた条です。月末に史館へ送る前に、**まず天子に差し出してから役所に渡す。**順序を変えただけの短い制度ですが、記録を上が先に見ることで、後から書き換わりにくくなります。李昉から始まった、とわざわざ断ってあるのは、これがそれまで無かった手順だからです。地味な一行が制度史に残る、という形の条です。

この章句が説くこと

時政記を復し月終に史館に送る先ず御に進めて而る後に有司に付す時政記の御に進むるは昉より始まるなり記録手順制度

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