甲陽軍鑑 / 品第四十二
一手別手別手一手口傳有○足輕は、矢一玉二合預くる事其口傳多し、五よりはじむ、廿五ひとくみなり、大備へも是よりする口傳有、弓ははやき勝負なり、
新字:一手別手別手一手口伝有○足軽は、矢一玉二合預くる事其口伝多し、五よりはじむ、廿五ひとくみなり、大備へも是よりする口伝有、弓ははやき勝負なり、
書き下し
一手別手別手一手口伝有○足軽は、矢一玉二合預くる事其口伝多し、五よりはじむ、廿五ひとくみなり、大備へも是よりする口伝有、弓ははやき勝負なり、
現代語訳
一手別、手別、手一手。口伝あり。足軽は、矢一つ玉二つを合わせて預ける事。その口伝は多し。五より始める。二十五が一組である。大備えもこれよりする。口伝あり。弓は早き勝負である。
解説
足軽の編成を、五人から積み上げて二十五を一組とする。大きな備えもこの単位を重ねて作る。矢と玉の持たせ方まで決めてあり、弓は早い勝負だと添える。人を大づかみに動かすのではなく、最小の単位から組み立てている。人を大づかみに動かすのではなく、最小の単位から組み立てている。五人から積み上げて二十五を一組にし、大きな備えもその重ねで作る。
この章句が説くこと
足軽編成単位五二十五弓
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