甲陽軍鑑 / 品第四十二
國持大將四十より內の合戰は勝樣にして四十歲をこえばまけぬ樣に事相心得べき
新字:国持大将四十より内の合戦は勝様にして四十歳をこえばまけぬ様に事相心得べき
書き下し
国持大将四十より内の合戦は勝様にして四十歳をこえばまけぬ様に事相心得べき
現代語訳
国持ちの大将は、四十より内の合戦は勝つようにして、四十歳を越えたならば負けぬように、と事を相心得るべき。
解説
年齢で戦い方を変えよという一条。若いうちは勝ちを取りに行き、四十を過ぎたら負けない形を選ぶ。取り返しの利く時期と、一度の負けが家ごと持って行かれる時期を分けている。攻めと守りの切り替えを、器量ではなく年で線引きしたのが思い切っている。攻めと守りの切り替えを、器量ではなく年で線引きしたのが思い切っている。取り返しの利く時期と、利かない時期を分けている。
この章句が説くこと
年齢攻守切り替え四十慎重節目
関連する章句
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孫子・形篇勝つべからざる者は守なり、勝つべき者は攻なり。守は則ち足らざればなり、攻は則ち余り有ればなり。善く守る者は九地の下に蔵れ、善く攻むる者は九天の上に動く。故に能く自ら保ちて勝を全うするなり。
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李衛公問対・卷下敵未だ勝つべからずと謂わば、則ち我は且く自守せん。敵の勝つべきを待ちて、則ち之を攻むるのみ。強弱を以て辭と為すに非ざるなり。
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