孔子家語 / 七十二弟子解
樂欣,字子聲。
新字:楽欣,字子声。
書き下し
樂欣は、字は子聲。
現代語訳
樂欣は、字を子聲といいます。
解説
樂欣は、本篇59番目の顏噲と同じ字「子聲」を持つ人物です。当時、同一の字を複数の弟子が用いることは珍しくなく、字が固有の識別名というより通称としての性格を強く持っていたことを示しています。樂欣についての事跡は伝わっていませんが、七十二弟子解にその名が挙げられていること自体、孔子門下において「升堂入室」の域に達したと評価された証です。『論語』先進篇に見える子路への評言に由来するこの語は、孔子が弟子の学びの深まりを段階的に語った故事にちなむものであり、樂欣もその高い段階に達した一人として記録されています。
この章句が説くこと
楽欣顏噲同字