孔子家語 / 七十二弟子解
言偃,魯人,字子遊,以文學著名。
新字:言偃,魯人,字子遊,以文学著名。
書き下し
言偃は、魯の人、字は子遊、文學を以て著名なり。
現代語訳
言偃は魯の国の人で、字は子遊という。学問・文芸によって名高かった。
解説
言偃、字を子游という弟子は、文学すなわち学問・礼楽の分野に優れていたことで知られています。論語では子游が武城の地を治めた際、礼楽による教化を実践していたことが記され、孔子門下で子夏と並んで文学に長けた弟子として並び称されます。実務や弁舌ではなく、学問や礼制の理解と伝承において力を発揮した点に特色があり、孔子の教えを制度や文化として後世に伝える役割を担った弟子の一人と考えられます。専門性を磨き、それを地域や組織の運営に生かしていく子游の姿勢は、学びを実践の場に落とし込むことの重要性を今に伝えています。

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言偃子游文学礼楽武城
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史記 仲尼弟子列伝言偃、呉人、字は子游。孔子より少きこと四十五歳。子游既に業を受け、武城の宰と為る。孔子過ぎり、弦歌の声を聞く。孔子莞爾として笑ひて曰く、「鶏を割くに焉ぞ牛刀を用ゐん」と。子游曰く、「昔者偃諸を夫子に聞きて曰く、君子道を学べば則ち人を愛し、小人道を学べば則ち使ひ易し、と」。孔子曰く、「二三子よ、偃の言是なり。前言は之に戯れしのみ」と。孔子、子游を以て文学に習ふと為す。
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孔子家語・弟子行先ず其の慮を成し、事に及びて之を用う。故に動けば則ち妄ならず、是れ言偃の行なり。孔子曰わく、『能あらんと欲すれば則ち學び、知らんと欲すれば則ち問い、善からんと欲すれば則ち詳らかにし、給せんと欲すれば則ち豫めす。是に當たりて行う、偃や之を得たり。』と。
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