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管子 / 地員

襍篇九夫管仲之匡天下也,其施七尺,瀆田悉徙,五種無不宜。其立后而手實,其木宜蚖菕與杜松,其草宜楚棘。見是土也,命之曰五施,五七三十五尺而至於泉,呼音中角,其水倉,其民彊。赤壚,歴彊肥,五種無不宜。其麻白,其布黄,其草宜白茅與雚,其木宜赤棠。見是土也,命之曰四施,四七二十八尺而至於泉,呼音中商,其水白而甘,其民壽。

新字:襍篇九夫管仲之匡天下也,其施七尺,瀆田悉徙,五種無不宜。其立后而手実,其木宜蚖菕与杜松,其草宜楚棘。見是土也,命之曰五施,五七三十五尺而至於泉,呼音中角,其水倉,其民彊。赤壚,歴彊肥,五種無不宜。其麻白,其布黄,其草宜白茅与雚,其木宜赤棠。見是土也,命之曰四施,四七二十八尺而至於泉,呼音中商,其水白而甘,其民寿。

書き下し

襍篇九。夫れ管仲の天下を匡すや、其の施は七尺、瀆田悉く徙り、五種宜しからざる無し。其の后を立てて手ずから實つるに、其の木は蚖菕と杜松とに宜しく、其の草は楚棘に宜し。是の土を見れば、之を命じて五施と曰う。五七三十五尺にして泉に至る。呼ぶ音は角に中たり、其の水は倉く、其の民は彊し。赤壚は、歴かに彊く肥え、五種宜しからざる無し。其の麻は白く、其の布は黄なり。其の草は白茅と雚とに宜しく、其の木は赤棠に宜し。是の土を見れば、之を命じて四施と曰う。四七二十八尺にして泉に至る。呼ぶ音は商に中たり、其の水は白くして甘く、其の民は壽し。

現代語訳

〔雑篇の九〕管仲が天下を正したとき、その施は七尺で、川沿いの田はことごとく移され、五つの穀物で適さないものはなかった。その基準を立てて自分の手で確かめると、その土地の木は蚖菕と杜松に適し、草は楚棘に適していた。この土を見て、これを五施と名づける。五かける七で三十五尺掘れば泉に至る。呼ばわる音は角にあたり、その水は青みがかっていて、その民は強い。赤い壚は、しっかり強く肥えていて、五つの穀物で適さないものはない。その麻は白く、その布は黄色い。草は白茅と雚に適し、木は赤棠に適する。この土を見て、これを四施と名づける。四かける七で二十八尺掘れば泉に至る。呼ばわる音は商にあたり、その水は白くて甘く、その民は長生きする。

解説

土を種類ごとに分け、それぞれに深さと音と水質と民の性質を結びつけていく篇です。五施なら三十五尺で泉に至り、音は角、水は青みがかり、民は強い。四施なら二十八尺、音は商、水は白く甘く、民は長生き。土の性質から井戸の深さまで割り出せる、という実用の書き方でした。

この章句が説くこと

管仲の天下を匡すや其の施は七尺瀆田悉く徙り五種宜しからざる無し五七三十五尺にして泉に至る呼ぶ音は角に中たり赤壚は歴かに彊く肥え五種宜しからざる無し四七二十八尺にして泉に至る其の水は白くして甘し土壌深さ

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