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管子 / 九守

用賞者貴誠,用刑者貴必。刑賞信必於耳目之所見,則其所不見,莫不闇化矣。誠暢乎天地,通於神明,見姦偽也。

書き下し

賞を用うる者は誠を貴び、刑を用うる者は必を貴ぶ。刑賞信にして必なること耳目の見る所に於いてすれば、則ち其の見ざる所も、闇に化せざる莫し。誠は天地に暢び、神明に通じ、姦偽を見るなり。

現代語訳

賞を用いる者はまことを貴び、刑を用いる者は必ず行われることを貴ぶ。刑と賞が、耳や目の届くところで確かに必ず行われれば、目の届かないところでも、いつのまにか変わっていく。まことは天地にのび、神明に通じ、偽りを見抜く。

解説

賞にはまこと、刑には必ずであること。求めるものを分けました。そのうえで、見えるところで確かに行われれば、見えないところもいつのまにか変わる、と続きます。すべてを見張る必要はない、という考え方です。まことは偽りを見抜く、と短く締められます。すべてを見張る必要はない、という考え方になっています。見えるところが確かなら、見えないところも変わるという読みです。

この章句が説くこと

賞を用うる者は誠を貴び刑を用うる者は必を貴ぶ刑賞信にして必なること耳目の見る所に於いてす其の見ざる所も闇に化せざる莫し誠は天地に暢び神明に通ず賞刑

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