管子 / 正
立常行政,能服信乎?中和慎敬,能日新乎?正衡一靜,能守慎乎?廢私立公,能舉人乎?臨政官民,能後其身乎?能服信政,此謂正紀。能服日新,此謂行理。守慎正名,偽詐自止。舉人無私,臣德咸道。能後其身,上佐天子。
新字:立常行政,能服信乎?中和慎敬,能日新乎?正衡一静,能守慎乎?廃私立公,能舉人乎?臨政官民,能後其身乎?能服信政,此謂正紀。能服日新,此謂行理。守慎正名,偽詐自止。舉人無私,臣徳咸道。能後其身,上佐天子。
書き下し
常を立て政を行うに、能く服信するか。中和慎敬にして、能く日に新たなるか。衡を正し一に静かにして、能く慎を守るか。私を廢し公を立てて、能く人を舉ぐるか。政に臨み民に官して、能く其の身を後にするか。能く政を服信するは、此れを正紀と謂う。能く日に新たなるに服するは、此れを行理と謂う。慎を守り名を正せば、偽詐自ら止む。人を舉げて私無ければ、臣德咸な道あり。能く其の身を後にすれば、上は天子を佐く。
現代語訳
常を立てて政を行うのに、従わせ信じさせられるか。和らぎ慎み敬って、日ごとに新しくできるか。秤を正し一つに静まって、慎みを守れるか。私を廃して公を立て、人を挙げられるか。政に臨み民に官を与えて、自分の身を後にできるか。政に従い信じさせられるのを、正しい紀という。日ごとに新しくあり続けられるのを、理を行うという。慎みを守り名を正せば、偽りは自然に止む。人を挙げて私がなければ、臣の徳はみな道にかなう。自分の身を後にできれば、上は天子を助けられる。
解説
五つの問いで始まる短い篇です。従わせ信じさせられるか、日ごとに新しくできるか、慎みを守れるか、人を挙げられるか、自分の身を後にできるか。どれも、できるか、と問う形になっています。答えはそのまま裏返しで示され、慎みを守り名を正せば偽りは自然に止む、と。取り締まる前に、こちら側の条件が並びました。
この章句が説くこと
常を立て政を行うに能く服信するか私を廃し公を立てて能く人を舉ぐるか慎を守り名を正せば偽詐自ら止む能く其の身を後にすれば上は天子を佐く問い公私
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