管子 / 五行
睹壬子,水行御。天子出令,命左右使人内御。御其氣足則發而止,其氣不足則發瀆盜賊,數劋竹箭,伐檀柘,令民出獵禽獸,不釋巨少而殺之,所以貴天地之所閉藏也。然則羽卵者不段,毛胎者不婦不銷弃,草木根本美。七十二日而畢。
新字:睹壬子,水行御。天子出令,命左右使人内御。御其気足則発而止,其気不足則発瀆盗賊,数劋竹箭,伐檀柘,令民出猟禽獣,不釈巨少而殺之,所以貴天地之所閉蔵也。然則羽卵者不段,毛胎者不婦不銷弃,草木根本美。七十二日而畢。
書き下し
壬子を睹れば、水行御す。天子令を出だし、左右に命じて人をして内御せしむ。其の氣を御して足れば則ち發して止め、其の氣足らざれば則ち發きて瀆盜賊し、數々竹箭を劋り、檀柘を伐り、民に令して出でて禽獸を獵らしめ、巨少を釋かずして之を殺すは、天地の閉藏する所を貴ぶ所以なり。然らば則ち羽卵なる者は段えず、毛胎なる者は婦せず銷弃せず、草木の根本美なり。七十二日にして畢わる。
現代語訳
壬子を見れば、水の運行が政をとる。天子は令を出し、左右に命じて人に内を治めさせる。その気を御して足りていれば、出したところで止める。気が足りなければ、掘り開いて溝をさらい、しばしば竹や矢竹を刈り、檀や柘を伐り、民に令して出て鳥獣を狩らせ、大きいものも小さいものも区別せずに殺させる。天地が閉じ蔵するところを重んじるためである。そうすれば羽で卵を抱くものは損なわれず、毛で胎を宿すものは流れず捨てられず、草木の根もとは美しくなる。七十二日で終わる。
解説
水の七十二日は、閉じて蔵する期間です。気が足りていれば、出したところで止める。足りなければ手を入れる、という条件つきの動き方が示されました。狩りも行いますが、目的は天地が閉じ蔵するところを重んじるためだ、と。結果として卵も胎も損なわれず、草木の根もとが美しくなる、と結ばれます。
この章句が説くこと
壬子を睹れば水行御す其の気を御して足れば則ち発して止む天地の閉蔵する所を貴ぶ所以なり羽卵なる者は段えず毛胎なる者は婦せず水行閉蔵
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