管子 / 五行
睹丙子,火行御。天子出令,命行人内御,令掘溝澮,津舊塗,發臧任君賜賞。君子脩游馳以發地氣,出皮幣,命行人脩春秋之禮於天下諸侯,通天下,遇者兼和。然則天無疾風,草木發奮,鬱氣息,民不疾而榮華蕃。七十二日而畢。
新字:睹丙子,火行御。天子出令,命行人内御,令掘溝澮,津旧塗,発臧任君賜賞。君子脩游馳以発地気,出皮幣,命行人脩春秋之礼於天下諸侯,通天下,遇者兼和。然則天無疾風,草木発奮,鬱気息,民不疾而栄華蕃。七十二日而畢。
書き下し
丙子を睹れば、火行御す。天子令を出だし、行人に命じて内御せしめ、溝澮を掘り、舊塗を津し、臧を發きて君に任じ賞を賜わしむ。君子は游馳を脩めて以て地氣を發し、皮幣を出だし、行人に命じて春秋の禮を天下の諸侯に脩め、天下に通じ、遇う者兼ね和す。然らば則ち天に疾風無く、草木發奮し、鬱氣息み、民疾まずして榮華蕃る。七十二日にして畢わる。
現代語訳
丙子を見れば、火の運行が政をとる。天子は令を出し、使者に命じて内を治めさせ、溝を掘り、古い道を通し、蔵を開いて君に任せ賞を賜らせる。君子は馬を走らせて出歩き、それによって地の気を起こし、皮や幣を出し、使者に命じて春秋の礼を天下の諸侯のもとで整え、天下に通じさせ、出会う者はみな和する。そうすれば天に激しい風はなく、草木は勢いよく伸び、こもった気は静まり、民は病まずに花が咲き乱れる。七十二日で終わる。
解説
火の七十二日は、外へ出て通じる期間です。溝を掘り、古い道を通し、蔵を開く。使者を出して諸侯と礼を交わし、出会う者はみな和する。君子自身も馬を走らせて出歩き、それで地の気を起こす、とあります。こもった気を静める、というのがこの期間の狙いでした。
この章句が説くこと
丙子を睹れば火行御す溝澮を掘り旧塗を津し臧を発く君子は游馳を脩めて以て地気を発す天に疾風無く草木発奮し鬱気息む火行往来
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