師導古典を学びたいすべての人に

管子 / 君臣下

四肢六道,身之體也。四正五官,國之體也。四肢不通,六道不達,曰失。四正不正,五官不官,曰亂。是故國君聘妻於異姓,設為姪娣命婦宫女,盡有法制,所以治其内也。明男女之别,昭嫌疑之節,所以防其姦也。是以中外不通,讒慝不生,婦言不及官中之事,而諸臣子弟無宫中之交,此先王所以明德圉姦,昭公威私也。

新字:四肢六道,身之体也。四正五官,国之体也。四肢不通,六道不達,曰失。四正不正,五官不官,曰乱。是故国君聘妻於異姓,設為姪娣命婦宫女,尽有法制,所以治其内也。明男女之別,昭嫌疑之節,所以防其姦也。是以中外不通,讒慝不生,婦言不及官中之事,而諸臣子弟無宫中之交,此先王所以明徳圉姦,昭公威私也。

書き下し

四肢六道は、身の體なり。四正五官は、國の體なり。四肢通ぜず、六道達せざる、失と曰う。四正正しからず、五官官ならざる、亂と曰う。是の故に國君妻を異姓に聘し、設けて姪娣・命婦・宫女と為すに、盡く法制有るは、其の内を治むる所以なり。男女の別を明らかにし、嫌疑の節を昭らかにするは、其の姦を防ぐ所以なり。是を以て中外通ぜず、讒慝生ぜず、婦言は官中の事に及ばず、而して諸臣の子弟は宫中の交わり無し。此れ先王の德を明らかにし姦を圉ぎ、公を昭らかにし私を威する所以なり。

現代語訳

四肢と六つの道は身体の体である。四つの正と五官は国の体である。四肢が通わず六つの道が達しないのを、失という。四つの正が正しくなく、五官が官らしくないのを、乱という。だから国君が異姓から妻を迎え、姪娣や命婦や宮女を置くのに、すべて法と制があるのは、内を治めるためである。男女の別を明らかにし、疑いを招く節目をはっきりさせるのは、よこしまを防ぐためである。だから内と外は通じず、讒言と邪は生まれず、婦人の言葉は官の中の事に及ばず、臣たちの子弟は宮中との交わりを持たない。これが先王が徳を明らかにしてよこしまを防ぎ、公を照らして私を抑えたやり方である。

解説

身体と国を同じ形で見る段です。四肢が通わないのが失、四正五官が働かないのが乱。そこから話は宮中の制度に移ります。妻を迎える形にも法があり、婦人の言葉は官の事に及ばず、臣の子弟は宮中と交わらない。人を信じるかどうかではなく、通る道をあらかじめ通さないことで防いでいます。公を照らして私を抑える、という締めでした。

この章句が説くこと

四肢六道は身の体なり四正五官は国の体なり四正正しからず五官官ならざるを乱と曰う婦言は官中の事に及ばず諸臣の子弟は宫中の交わり無し先王の徳を明らかにし姦を圉ぎ公を昭らかにし私を威する所以なり身体制度

関連する章句

この一句を、あなたの毎日に。

古典の教えを、今の状況に当てはめて考えてみる——師導があなたの学びと選択を支えます。

師導で古典を学ぶ
いま登録すると、7日間すべての機能を無料でお試しいただけます。 無料ではじめる